人は、いろんなものごとのことを、
かんたんに「もう終った」って言いますよね。
新聞はもう終った、テレビはもう終ってる、
雑誌はもう終った、大企業は終った、映画は終った、
野球はもう終った、ゲームはもう終った‥‥。
まぁ、こういうことを言いたがるのって、
「もう終った」と言われるメディア自身でもありますが。
どうやら、
「下降線になったら、終り」
という見方があるみたいですね。
1のものが2になる、10のものが50になるなんて具合に、
小さい規模のものが大きくなっていくときには、
かならず上昇のカーブを描きます。
しかし、10万のものが9万9000になる場合には、
1000も減少していますし、グラフは下降線です。
上昇の勢いを見ていると期待感はありますが、
絶対数は下降線を描いている側にあったりすることが、
とても多いものなんです。
インターネットだけ見ていると、
インターネット世論というものを知ることになります。
それは、時には圧倒的に見えたりもします。
でも、それはインターネットに熱心な人たちが
「もう終った」と考えている世界よりも実は小さい。
いずれはどうなっていくかはわかりませんが、
いまは、「もう終った」と言われている世界のほうが、
まだまだ絶対的に広いと思ったほうがいいでしょう。
‥‥なんてことを、インターネットの「ほぼ日」で、
真顔で言ってるわけですけどね。
苦笑しつつ言えばですね、
ここでこんなことを言ってるのを、
まったく知らない人のほうが、
これを読んでる人の数に比べたら1000倍くらい多い。
‥‥おっ、1000倍でいいのか! ほんとか? すごいな。
— 今日のダーリン(2011.8.28)